スパイスと野菜で体も心もすっきり、しかもおいしい南インド料理

beauty

スパイスと野菜で体も心もすっきり、しかもおいしい南インド料理

コクのあるバターチキンカレーとふんわり香ばしいナン、インドカレーが好きという方、結構いらっしゃると思います。私も好きですが、どちらかというと南インドカレー派です。

これはある日の我が家の食卓ですが、南インドカレーはこういう感じ。

エッグマサラ ゆで卵の入ったカレー
チャナダル ひよこ豆カレー
きのこアチャール スパイスきのこマリネ。この日はエリンギで

インドも広いのでカレーと言っても多種多様です。
日本でよく見るインドカレー店、バターチキンカレーやナンは北インド料理です。もちろんどちらもおいしいのですが、あまり知られていない南インドカレーの魅力をお伝えします。

北インドカレー

生クリームやミルクなどの乳製品、カシューナッツ、濃厚でまったりした味わいのものが中心。材料と味わいがリッチで、メニューも肉料理が多いです。リッチなのは宮廷料理がベースになっているため。南インドと比べて気温が5〜8度程度低いので、体を温めるため脂肪分の多い料理が好まれたようです。

南インドカレー

ココナッツミルクをベースとしたさらりとしたタイプのカレーが中心。年間を通して30度を超える気候なので、さっぱりとしてキリッとスパイシーな野菜中心のメニューが多いです。銀の大皿に小皿がいくつか乗ってくる定食のスタイルのミールスが有名。

こんな感じがミールスです。これもある日の我が家のお昼ごはん。

レモンライス レモンとスパイスの効いたピラフのような炒めごはん。
ラッサム 酸味と辛味のある日本食のみそ汁的なポジションのスープ。
オクラのポリヤル ココナッツファインとスパイスの入った炒め物。
ゴーヤのアチャール マリネした野菜にスパイスの香りを出した油をジュッとかけて作る、お漬物的なもの。

南インドではナンよりもチャパティという発酵させない平たいパンを食べます。
材料は全粒粉と小麦粉半々と水と塩、シンプルでヘルシー。家で簡単に作れます。この皿があると、せっかくだからもう1品…と作ってしまう、皿に作らされてしまう笑。そしてカレーライフが自動的に充実します。

南インドカレーの必須スパイス「カレーリーフ」

クミン、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、といったカレーの基本になるスパイスを使うのですが、いちばん特徴的でなのはカレーリーフです。

日本のスーパーではまず見かけないものですが、南インド料理にはこれが必須です。どういう香りか、言い表すのがむずかしいのですが、油でスパイスの香りを引き出すテンパリングをしたり、熱を加えることで、柑橘とゴマのような香ばしい香りが立ちます。南インド料理定番のラッサムもサンバルもこれがないと決まらない。ほとんどのレシピで使われているくらいの登場率です。

今はネットでフレッシュな買うこともできるし、自家栽培してメルカリで出品している方もいます。
ネットでまとめて買って冷凍してちょっとずつ使いますが、やはりフレッシュな葉には敵いません。


これが我が家のカレーリーフの幼い頃です。1年経たないうちにこの3倍くらいの高さに成長しました。取りすぎなければ1年目で収穫できますよ。もしあなたがいま南インドカレーの入り口にたたずんでいるのなら、悪いことは言いません。まず苗を手に入れて育ててください。そして常時フレッシュなリーフを手に入れてください。

観葉植物のように育てます。水は土の表面が乾いてから。夏場は特にぐんぐん育ちます。寒いのは苦手なので冬場は屋内へ。寒い時期に外に出したままにしておくと葉が落ちてしまいます。でも、そうなっても捨てないで!春になるとまた芽が吹いてきます。


絶対だめなのは乾燥したカレーリーフを買うことです。
パセリやオレガノのように乾燥してもしっかり香るタイプの葉ではないんです。一度ドライカレーリーフを買ったのですが、生の芳香を知っている者からすればほぼ枯葉でした。香りが重要なものなので、ここはぜひこだわってほしいポイントです。

南インドカレーでよく使うスパイスの効能

使うオイルもココナッツオイル、野菜のレシピが主なので、たくさん食べても胃にもたれず、気持ち良く過ごせます。そもそもスパイスとは薬ですから、スパイスを使った料理は薬膳と言えます。


クミン 整腸、解毒作用生理不順改善、抗がん作用
コリアンダー 食欲増進、血液浄化
シナモン 抗酸化作用、アンチエイジング
ターメリック 抗酸化作用、美肌効果
コリアンダー 偏頭痛、便秘、消化促進
フェヌグリーク 滋養強壮、栄養補給
マスタードシード 抗がん作用、腸内ガスの排出
クローブ 利尿作用、気管支炎、アンチエイジング、消化促進
チリペッパー 血行促進、肥満防止

スパイスを買うならアメ横大津屋さんがオススメです。種類が豊富で、安いです。
スーパーなどで瓶に入って売っているスパイスは、南インド料理をマスターし始めると少なすぎてすぐ無くなります。袋で買って計量スプーンで計れるよう、100均のふた付き瓶にシリカゲルと共に入れて保管しましょう。ラベルを貼ってスパイスラックに並べると、キッチンもすてきな感じになりますよ。チャイも作り放題です。

スパイスを揃えれば簡単に作れる南インドカレー


もう南インド料理の扉は目の前ですよ。
上に効能をあげた9種類が南インドカレーにはよく登場するスパイスです。使ったことのないスパイスを100g単位で揃えるのはちょっと勇気がいるかも知れませんが、使い始めると案外すぐなくなります。

レシピ本はたくさん出ていますが、まず1冊おすすめするなら、「南インド料理とミールス」
ぜひ充実のスパイスライフを初めて、体も心もすっきりとした毎日を過ごしてください。



beauty life
スポンサーリンク
畑山 紫
ライター

畑山 紫
(はたけやま むらさき)
ライター。植物とお茶、香りのするものが特に好き。
ビザールプランツの実生記録を主に投稿していきます。

murasakiをフォローする
necessart

コメント

タイトルとURLをコピーしました