お金に捉われずに自由に生きていくためのお金とのつきあい方

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お金に捉われずに自由に生きていくために


日々生活していくため、子供のため、老後のため。生きていくのにお金は必要です。
多くの人は生きていくために毎日働いて賃金を得ています。学校教育を終えると当然のように就職するものとされてきました。中には家業を継ぐ、事業を興すという人もいますが、大半が企業に就職して給与を得ることになります。
 私は就職をしたことがありません。いくつかの仕事をして生きています。

その理由は会社員になって働く自分というものがどうにも想像できなかったこと、毎日同じところに通うことが苦手だったことなどからです。収入は不安定ですが、就労時間に縛られない分、自分のために使える時間はたくさんあり、自分なりのお金に対しての考え方も育まれてきたように思います。
お金があまりにないことは不安だし、お金に追われて生きたくはないと思います。人によっていくら必要というのは差がありますが、お金は自分を自由にするために必要な分が必要ということです。

節約は間違えると人生をやせ細らせる

月々の生活費を節約して貯金しようというのは、よく言われることです。

例えば食費。家族4人で月2万円でやりくりするなどの特集されているのを目にしたことはあります。ある程度のものを自家栽培していれば現実的かも知れませんが、すべての食材を購入している場合は月30日で割ってひとり1日170円程度になってしまいます。もはやちょっと恐ろしい。

食費を節約するのは私は危険だと思うんです、なぜなら、材料の選択基準が品質より何より価格優先になってしまうからです。その材料がどういうふうに作られたか、素材を選ぶことは大切です。食事は「人を良くすること」と書きますが、口に入るものから体が作られるのだから、安いという理由だけで食材を選んでいると、摂りたくないものまで摂取することにもつながります。限られた収入の中ですべてをオーガニックに変えることは難しいかも知れません。でも、品質で選ぶ目を持つことは長い目で見たとき私たちの食の安全につながります。

ゆかな節約とは

例えば節約のアイデアを生むことはいいと思うんです。節約することはその分手間を増やすということです。商品を買わずに作るとか、工夫するということが起きるからです。例えば私は、食品なら味噌やぬか漬け、生活用品ならアイシャドウやフェイスパウダーを自分で作りますが、そういうことを経てそれらが何からどういうふうにできるのを知ることができました。節約が豊かになるのは、世界の解像度をあげるときです。そうでないお金を使わないためだけの節約では、人間はいろんな意味でやせ細っていきます。

2020年の冬は厳しい寒さでした。エアコンを使う場合、冷房よりも暖房のほうが電気代は上がります。ガスにせよ灯油にせよ冬場の光熱費は他の季節と比べてどうしても高く感じます。でも、何よりよくないのは寒さに体を耐えさせることです。寒い時期は優先順位を光熱費ではなく快適に過ごせることにシフトすること。食事でも住居でもそうですが、毎日は体を作るプロセスです。そのことを考えてすべてのものを選択することが大切です。これは浪費ではありません。

お金を動かすこと、育てること

お金とはなんでしょう。人によって答えが違ってくる問いですよね。
お金とは別のものに交換できるという共通認識のある券です。
ある値段がついたものをその券で交換してもらえる、私にはそういうものに感じます。
だからお金というものは、ただ券のまま置いておくより動いていた方がいいものです。
そう考えると、貯金があれば投資しない手はないし、自分に関わるものをアクティブにしておく方が人生は活性化します。私はお金は稼ぐものというより、育てるものだと思っています。

例えばわかりやすい例ですが、私は去年ある希少植物の幼苗を5000円で手に入れました。
その苗は希少ということでちょっと高かったのですが、葉がきれいな観葉植物なので、興味から思い切って購入しました。
1年後、成長したその苗には買ったときの倍以上の値段が付きます。それ自体を売ることもできますが、株分けしてさらに増やすこともできる。売ってさらなる希少種を手に入れることもできる。わらしべ長者みたいですけどね。

これは需要がありから成り立つ構図ですが、あのとき5000円もったいないと買うのはやめていたら、私はこの植物の成長過程も、葉の美しさも実際には知らないままだったでしょう。そして5000円はただ5000円の券のままです。植物は日光と水と時間のもとで5000円以上の価値を持ったものに成長している。これはとてもおもしろいことです。

価値を育てていくこと。この価値とは単に値段ということでなく、人の感覚に影響を与える何かとしての価値です。ブランディング、マネタイズの根本はそこにあります。お金はその対価として発生する。
私にとってあらゆる意味でお金とのいいつきあい方とは、消極的に守りに入ることよりも、自分の人生をアクティブにする関係を結べることです。そのためにはまず生活に困窮しないある程度の貯金が必要になります。単に貯めることも目的としない、動かしていけるお金を持つことが貯金の意義です。

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畑山 紫
ライター

畑山 紫
(はたけやま むらさき)
ライター。植物とお茶、香りのするものが特に好き。
ビザールプランツの実生記録を主に投稿していきます。

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