斑入りクワズイモの成長記

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斑入りクワズイモの成長記

2021年3月19日

植物を育てるのはもともと好きでしたが、すっと主にばらでした。屋内管理が必要な観葉植物は飼っている猫がかじるため、あまり置けなかったのです。でも最近、どんな葉でもかじるわけじゃないことがわかってきました。猫草に似たしゅっとした葉はかじられがちですが、うちの猫はそうでない葉にはあまり興味を示さないようです。とはいえ、観葉植物やユーフォルビアには毒性のあるものもあるし、ペットと暮らす人は注意が必要です。

かじられないとわかって増やし始めた観葉植物。これは斑入りのクワズイモです。モンステラほどではないですが、クワズイモも斑入りになると値段は2倍3倍と高騰します。
この苗はまだ小さくまだ8cmほどです。でもクワズイモを育てたことのある人ならご存知でしょうけれど、暖かくなるとびっくりするほど育ちます。
夏場に畑で傘になりそうなほど大きくなったサトイモの葉を見たことありませんか。私は子供の頃、一度傘にしたことがあります。鉢植えのクワズイモではさすがにあそこまではいきませんが、水を控えながら育てないとどんどん茎と葉が伸びていってしまいます。
食べられませんが芋ができます。この子は小さいので芋ができるのはまだ先ですが、芋が育ったら株を分けて簡単に増やせます。

斑の入り方は、茎に白い筋が多いほどたくさん入る傾向のようです。
これはモンステラなどでも一緒なので、斑入りを探すときは葉だけでなく茎を見てみましょう。
でもやっぱり育ってくるまでどんな葉が出るか、わからないのがおもしろいところでもあります。特に幼苗のあいだは成長過程なので変化も著しい。
年月が経つほどにしっかり斑が出てくることもあれば、斑が入りにくくなる場合もあります。

斑入りでもそうじゃなくても、これからクワズイモを育てる方は、この2つのことを守ればまず育ちます。

✔︎真夏の直射日光は避けて基本は屋内。レースのカテーン越しくらいの窓辺に置く
✔︎水やりは土の表面が完全に乾いてから。あげるときも加減しながら。

クワズイモは本来半日陰で育ちます。斑入りは特に強すぎる日差しには注意しましょう。用土はあまりこだわらなくても構いませんが、観葉植物用のものなど、水はけがいいものを選びましょう。肥料は成長期の春〜夏に。冬場は休眠するので肥料はいりません。
たくさん水をあげると、クワズイモは葉先から水滴が垂れてきます。不思議な現象です。泣いてるみたい。あまり水滴が出るようならやや水のやりすぎです。詳しい育て方はこちらをご参考に。

もうひとつ先日、沖縄から届いた斑入りクワズイモ。

購入時にサイズははっきりわからなかったのですが、写真を見てしっかりしてそうだなーと思って買ったものでした。クワズイモは沖縄ではその辺に自生しているようです。

…でか。
勢いのある苗です。根もしっかり長く張っていたので地植えだったんじゃないかなと思います。温暖な土地ですくすく育ちました〜という感じ。

 

 

根元には子株を生んでくれそうな小さな芋もすでにありました。品種名としてオキナワシルバーと書かれていたのですが、この品種に関する情報は調べてもほとんど出てきません。むしろ沖縄のシルバー人材派遣センターの情報が出てきてしまいます笑。謎の沖縄ブランドクワズイモ。

ちなみに左は和歌山から来た子です。値段はほぼ変わらず、むしろ沖縄の子の方がちょっと安かったんですけどね、笑。でもどっちもかわいいからいいんです。展開中の葉。すでに出ている他の葉は斑の入りが弱いのですが、この葉はいい感じかなと。
植物の斑の入り方は左右で結構違ったりします。左に出た葉は斑がよく入るのに右はほぼなし、みたいなこともよくあり、株分けしても展開して来た葉には斑が入らない場合もあります。

斑入りの植物を育てていて、途中で斑が消えてしまうことがあります。日光が足りない場合に起こることが多いです。かといってガンガン直射日光に当てると、特に白い部分は強い日差しに弱いので葉焼けをおこすことがあります。どのくらいの日差しがちょうどいいのか、水やりのタイミング、室温、など、植物それぞれの「ちょうどいい」は、一緒に暮らしているとなんとなくわかってきます。もちろん基本的な育てたかのコツや、ポイントはネット上にも情報は溢れていますが、住んでいる場所の気候や個体差もあるので、育ててみてわかることがいちばんあてになると思います。

植物を育てるというのはむしろ植物から教わることです。育てるほうが「ああしよう、こうしようという」とするより、植物の方がどうしてほしそうか、まず耳を傾けること。植物は自分では動けず、徹底的に受け身です。これではだめだということも弱ったり枯れたりする態度で知らせてくれます。逆にこれでオッケーということは成長する姿から見せてくれます。

小さい方のクワズイモはうちに来て1週間。もう新しい葉を見せてくれるようです。うちが気に入ってくれたようで何より。

言葉では交信できないコミュニケーションを取れると育てる/育つという共同作業はうまくいきます。なんだか人間関係にも応用できそうなところがありますね。

2021年4月3日

それまでの葉はグリーンベースに白斑だったのが反転しました。理由はわからないけれど、斑が入る要因の一つは紫外線です。基本的には屋外の窓辺で管理していますが、春の日差しならまだ葉焼けしないので、時々日光浴をさせていました。それがよかったのかどうかですが、きれいな葉を見せてくれました。うれしい。。

クワズイモはいちばん最後に出た葉の背中が割れて新しい葉を出します。まるで葉が葉を産んでいくように。そうすると、出た葉の形質を次の葉はどういう形でか受け継ぐのだろうと思います。
斑入りの植物は数あれど、私はなぜかクワズイモが特に好きみたいです。葉の形とか姿が。

今は数種類の斑入りを育てていますが、どれの栽培が得意なのかまだ自分でわかっていません。これ!という専門性が出てきたらそれはそれでおもしろいかなと思います。モンステラもアグラオネマも気になるしハオルチアも気になる。植物を見ていると、こんなに美しいものが発生する世界ならどんなことが起こっても捨てたものではないと思わされます。大げさに聞こえるかも知れませんが。インテリアグリーンとか、癒し、と呼ばれもてはやされる観葉植物ですが、本当の魅力は人を魅了する美しさと生命力です。巡り合わせで手元にやってきた苗は大事にして絶やさないようにしたいものです。

2021年4月22日

美しい斑です。葉緑素が抜けているぶん白の葉は薄いです。葉の成長も遅い。成長過程を見ていると、緑と白の部分で質感が結構違うことがわかります。白い葉が完全に広がり切らないうちは、緑の箔が付いているような感じがしますね。

約1ヶ月で一回りくらい成長したかなという印象です。もう次の葉を出しそうな勢いがあって、4月の現在は割と昼間は外で日に当てています。まだ日差しも柔らかいので、時々太陽光を浴びて丈夫に育って欲しいです。

 

 

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畑山 紫
ライター

畑山 紫
(はたけやま むらさき)
ライター。植物とお茶、香りのするものが特に好き。
ビザールプランツの実生記録を主に投稿していきます。

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