美術モデル歴20年の私が続けてきたこと【体メンテナンス編】

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美術モデル歴20年の私が続けてきたこと【体メンテナンス編】

気がつけば美術モデルを始めて20年経っていた、
とはいえ、この仕事を続けてきたのは、おもしろみを感じていたからです。
創作過程に関わるというやりがいがあります。



これだけ長く続けると、ポーズをするにも職人的な感覚があります。
けれど、長く同じ姿勢を維持したり、不自然なポーズで止まっていることは、
体に負荷をかけることとイコールです。

長く続けるためには前回書いた食事によって体を作ることも大切ですが、
フィジカルなメンテナンスも欠かせません。


ここでは、仕事の前後に私が行なっているセルフメンテナンスについて紹介します。この仕事で体を壊さないようにするために大切なところです。
もちろん美術モデルをしていない人にも有効なので、
ぜひ体メンテナンスの参考にしてください。

ポーズ前、ポーズ休憩中のストレッチ

ポーズ前に行うストレッチ

ポーズ開始の20分前くらいに会場入りし
、着替えて準備が整ったら軽くストレッチをしておきます。
ここでのストレッチは、しっかり筋を伸ばすというより、
特に足を中心に、足の裏やふくらはぎを揉んだり、
太ももをこぶしで軽く叩いて、
「これからポーズで筋力使うんでひとつよろしく!」
という感じで、筋肉へ挨拶します。

美術モデルの仕事はいろんな会場に派遣されて行きますが、
会場によって雰囲気は様々です。
モデル台のあたりでストレッチをしながら、
ぼんやりと会場の様子を観察します。
初心者が多いのか、
描き慣れている人がいいのか、
オーソドックスなポーズを描きたいのか、
変わったポーズを描きたいのか、

ある程度雰囲気から察することができます。
描き手の会話に耳を傾けたり、軽くストレッチをしながら、
会場に体を馴染ませる時間として過ごします。

ポーズ中に行うストレッチ

ポーズのあいだの10分休憩では、
水分補給をしたり、トイレに行ったりしているうちにすぐ過ぎるのですが、
特に固定の立ちポーズで片足に重心がかかっているものは、
重心のかかる脚が極端に疲れます。
なので、どこの部位に疲労が溜まっているかは、実感があるはずです。
座ったら張っている部分を揉んだり、軽く叩いたりしてからストレッチします。太ももの前と裏、ふくらはぎ。
そして肩周りも力を抜いて首を回す、肩をぐっと上げて息を吐くと同時に下げるなど、どうしても緊張する首と肩周りのリリースもしておきましょう。

お仕事のあった日は必ず湯船に浸かること

美術モデルの仕事をしているとやはり体は固まります。
さらに、仕事先によってはどうしても体が冷えてしまうことも。
特に冬ですが、夏場も弱く冷房を使っていると、裸の身には辛い時もあります。
仕事先では室温は極力モデルに合わせてくださいますが、
暑さの厳しい昨今の夏、冷房を完全にオフにすると絵を描くどころではないくらい暑くなってしまうこともあります。

夏でも冬でもお仕事のあった日は必ず湯船に浸かりましょう。
冷えは健康にも美容にも大敵です。
体を効果的に温められ、スキンケアもできる入浴剤やバスソルトを入れたりするとさらにいいですね。

家に帰ってから行うストレッチ

お仕事があった日はこれは必須です。
美術モデルの仕事はどうしても、不自然に体を使うことになってしまうので、
その分きちんとケアをしないと、腰痛などが出てきます。
腰を悪くするとこのお仕事を続けるのはおそらく難しいです。

ポーズを維持するために固まっていた骨盤周りをゆるめましょう。
普通に生活していても骨盤は歪むものです。
寝たまま骨盤を調整できるこちらの動画がおすすめです。
片足に重心をかける姿勢をキープし続けるなんて、
良くないのは明らかですよね。
ゆったりできるヨガをすることもあります。
油絵や彫刻などの長期のお仕事が終わった後は整体に行きます。

無理をさせた分、体をきちんといたわることは忘れない。
これはどんな職種でも同じです。



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畑山 紫
ライター

畑山 紫
(はたけやま むらさき)
ライター。植物とお茶、香りのするものが特に好き。
ビザールプランツの実生記録を主に投稿していきます。

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