パキポディウム ウィンゾリーを種から育てる

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パキポディウム ウィンゾリーの実生

2021年8月25日

コーデックスの魅力を知り、グラキリスとデンシカウレの実生を経てやや自信をつけた私は、いろんなパキポディウムをみるうちに、ウィンゾリーが気になってきました。他の品種より値段が高いのは、流通量が少ない、育てにくい、成長が遅いなどの理由があるのだろうと思います。

丸くてかわいいデンシカウレとシャープなグラキリス。幼少期から表情は違います。
実生はやってみると中毒するところがあり、そのうちに成長後のスペースのことまで考えずに種を蒔いてしまうという症状があらわれます。キケンですよ。全部育つかどうかわからないし、同じ蒔くならちょっと多めにという気持ちになるところもあり。そんなこんなでウィンゾリーの種を手に入れました。10粒。1粒換算すると700円でした。本当に失敗したくない値段です。。

グラキリスより涙型で大きい種です。他の実生と同じように、一晩殺菌作用のあるダコニールと発芽促進剤のメネデールに浸けてから蒔きました。用土はプロトリーフの種まき用土を使っています。

パキポディウムの種はちょっと凹んでいる方を下に蒔いた方が芽は出やすいです。
さて、ここからが勝負。用土にもダコニール、メネデール水を染み込ませます。鉢皿にも水を溜めて、ラップし、多湿状態を作ります。気温は8月なので30度を超えています。
ここから発芽までのところは個人差があるところと思います。

ラップもつけっぱなしだとカビの心配がある。3日ほどラップをして、その間も1日に1回、風と陽に当てる時間を30分ほど取っています。私はこの工程を「蒸らし」と読んでいます。イメージとしては、種の外皮をふやかし、中で眠っている芽にも水分を含ませて出てきやすいようにする、という感じです。

3日以降はラップは外して多湿状態を維持したまま天候を見つつ、ちょっと柔らかい午前中の陽に当てたり軒先に移したり、様子を見ながら調整します。よほど強い雨でない限りは雨にさらします。雨が降ると発芽しやすいように思います。この工程は「呼び出し」ている感じですね。
種にも反応の早いものと遅いものがあります。今回も早いものは蒔いて3日目には動き出していました。

2021年9月9日

播種から約2週間、すべての芽が出揃いました。10粒全部発芽したと思っていたのですが、なぜか9つ。芽が落とした種の殻しかないんです。なぜか。風で飛んだのか。。そしてきれいに並べて植えたはずなのになぜかこんな感じでわらわらと生えてきました笑。まあとにかく一番緊張する発芽の過程は無事クリア。1粒ロストと考えて発芽率はほぼ100%としておきます。

グラキリスと比較すると平均として発芽までに時間がかかる印象でした。双葉の状態の茎は細く、あなた塊根ですかと聞きたくなる感じさえあります。種が首を持ち上げた段階でどんどん陽に当てています。ここから徐々にウィンゾリーの特徴を知っていきたいと思います。

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